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私の徒然草 第5話「屋上菜園はチャレンジ・スピリットで」

都市部で屋上菜園が増えてきました。また屋上菜園で野菜を栽培したいという人も増えつつあります。ところで都会で仕事をしたり、生活している市民は屋上菜園についてどのような具体的イメージを持っているのでしょうか。大部分の人は屋上だから重い土は使えないし、やるとしても屋上にプラスチックのプランターを並べて、ホームセンターで買った土を入れて、葉物野菜を中心に、ミニトマト、ピーマン、ナスなどの実物野菜も加えて、こじんまりと栽培する、と思っていらっしゃるのではないでしょうか。サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、ダイコンなどの根物野菜はとても無理と。

そのようなイメージにチャレンジするものとして一般社団法人ジャパンベジタブルコミュニティ(JVEC)が現在普及活動に力を入れている「菜園生活セット」は開発されました。


「菜園生活セット」の特徴は、

  1. 建築基準法の重量制限をクリアーするために軽量の有機野菜用培養土を使用

  2. 土の深さは18cm迄

  3. この18cmの土の深さで葉物野菜、実物野菜に加えて根物野菜も栽培する

  4. この18cmの土はヒノキの間伐材で作った木枠の中に入っている

  5. 菜園は木枠のセットごと移動することができる。木枠の孔を使って支柱をしっかり立てられる。

超軽量の有機野菜の培養は群馬県の会社が開発したものです。また木枠セットは山梨県の会社が製作しています。10数年の施工実績、栽培実績があります。

JVECが現在栽培作業をしている屋上菜園では現在ジャガイモの収穫期です。今週2ヶ所の老人ホームでジャガイモを収獲しました。沢山収穫出来て、入居者の皆さんが大変喜んでおられました。またキュウリの収穫も始まりました。6月下旬にはミニトマトの収穫も始まります。8月中旬には小玉スイカの収穫も予定しています。11月にはサツマイモの収穫があります。保育園の子供たち、親御さん達も参加するイベントです。

サツマイモの株数は約50株ですから1家族1株として50家族が参加できます。

私たちの「菜園生活セット」を使えば、殆どのビルの屋上で野菜栽培、それも葉物野菜、実物野菜、根物野菜の栽培ができます。四季の変化を肌で感じながら、その時その時の季節の野菜の収穫を楽しめます。

野菜栽培は有機栽培です。化学農薬、化学肥料は一切使っていません。ですから栽培作業も安全・安心です。またご近所に迷惑をおかけすることもありません。

私たちJVECは都市部の屋上での野菜栽培を通じて、人と人とが繋がり、生活感のある、ゆるやかな、温かいコミュニティが都市部に生まれていくことを願い、それを目標にもしています。都市に住み働いている人々の中には孤独感に悩んでいる人もいることでしょう。また最近の実証研究では野菜を栽培しているとストレスが減少し、幸福を感じるホルモンが分泌されるとのことです。「野菜と共に生きる」。ウエルビーイングの時代です。JVECはこれからもチャレンジ精神で屋上菜園活動に取り組んでいきます。

(了)


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