「屋上菜園の目的」
- 阿部
- 2018年1月30日
- 読了時間: 2分
〜BLOG〜 時代の波だろうか、最近屋上菜園関係のお話が増えてきている。
都市部の田園都市化、農作業の大衆化を目指して活動している私たちにとってうれしい傾向だ。この流れを一過性のものにしないで、持続させていくためには、屋上菜園活動の目的を明確にすることが大切ではないかと思う。
何のために、どういう効果を期待して建物の屋上を活用して野菜づくりをするのか。
商業ビルであれば集客・売上向上、マンションの場合は完売率、稼働率のアップ、事務所ビルの場合は働き方改革・社員満足度の改善、老人ホームであれば入居者の生き甲斐づくり、個人住宅であれば新鮮な野菜で食卓を彩るとか、家族の共同作業の機会づくり・・・とか
それぞれに相応しい目的を設定することができるのではないか。
人口密度が高い都市部では農薬を使わない有機栽培とか自然栽培を選びたい。
そして折角栽培するのだから、美味しい野菜が沢山取れるにようにしたい。
JVECは屋上で美味しい有機的野菜を沢山取る技術をほぼ確立している。
野菜栽培は言ってみれば手段と考えたらどうだろうか。
目指すべきは目的の実現ということになる。今後重要になるのは多様な、きめ細かい目標設定と、設定した目的をどこまで達成できたか、その物差しづくりかもしれない。
大事なことは野菜栽培の過程を通じて得られる「さまざまな体験価値」だ。 「都会にいながら、ときどき楽しい農的生活」。
これからのライフスタイルになるのでは。
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