共感力が求められる時代
知識から感情的知性、つまり共感の時代に変わりつつあると言われている。
ただ共感とは何となく分かるような気がするが、敢えて説明するとなるとむずかしい。
日常生活では他者の感情をくみ取ることが共感ということになるが、共感と同情はどのように違うのだろか。
そんなことを考えていた時、1冊の本に出合った。
ハーバート・ビジネス・レビュー編集部がまとめたもので「共感力」ダイアモンド社刊。
本の中でダニエル・ゴールマンは共感を3つのタイプに分けている。
①認知的共感 ➁情動的共感 ➂共感的関心
私たちが通常共感と呼ぶのは➁の情動的共感ではないだろうか。
共感は大切だが、限界を超えると共感的疲労という状態になるとのこと。
さてここからは私の思いになるが、共感の対象は人間だけではないのではないか。
自然界の生き物、さらには山や川、大空にも私は共感を覚え、癒されることがある。
「共感力」という本を読みながら私なりに共感について学んでいきたいと思っている。
そこに新しい世界が開けるかもしれない。