2022年9月の活動報告

①北千住ルミネ 屋上菜園「秋冬野菜、続々」


9月も後半に入ると最高気温が30℃を下回るようになり、ようやく秋らしさを体で感じられるようになってきました。そんな中、ここの屋上菜園では一斉に秋冬野菜の種蒔きや植え付けが始まっています。

まずはダイコンの種を、「シーダーテープ」を使って蒔きました。「シーダーテープ」は、水溶性の素材でできたテープに野菜の種が等間隔で固定されているもので、正しい間隔での種蒔きが簡単にできる優れものです。順調に発芽し、下旬には間引きも行いました。

ブロッコリーは苗を植え付けました。まずは区画の片側に高い畝を作り、その畝の中央ではなくそばに苗を植えることで、ブロッコリーが畝の土に沿うようにしました。風除けのための工夫です。

また植え付け以外にも、9月にはサツマイモの試し掘りも行いました。今年は15〜20cmほどの芋ができていて、とても順調です。10月下旬には保育園の子どもたちとサツマイモを収穫する予定です。2年ぶりの子供たちとの収穫になります。



(藤掛記)


ブロッコリー苗を植えました
白い紐のようなものが種入りのシーダーテープ




②三井住友海上火災保険 駿河台菜園「カラスの被害とシードテープ」


9月最初の土曜日、屋上菜園に来られた利用者のKさんから「小玉スイカが食べられている」と現物を見せられました。丸くえぐったように食べられていたので、ネズミの仕業ではないかと考え、その旨三井住友海上火災の担当者に伝えました。もしネズミだとしたら他の区画でネズミ被害が出ないよう早急に対策をとる必要があります。

三井住友海上火災の担当者が屋上菜園を含めこの屋上緑化全体を管理・運営している住友林業緑化に食べられた小玉スイカを見てもらったところ、「ネズミではなくカラスの仕業のようだ」という結論になりました。

以前実際にネズミの被害が出た時は、ネズミの捕獲箱を置いたり、監視カメラで調べたりと大変でした。その時は壁伝いにネズミが露地から上がってこれないように壁面にネズミ返しの加工もしました。

折角できた小玉スイカでしたが、ある意味カラスでホッとしました。いずれにしてもカラスに食べられないように、利用者のKさんに袋掛けしておくようにアドバイスをしておくべきだったと反省した次第です。小玉スイカがやっと実り、収穫を楽しみにしていたKさんの残念そうな顔を忘れることができません。

さて今年は利用者の皆さんにシードテープをご紹介し、希望者には使って頂いています。シードテープとは水溶性のテープに等間隔に種を包み込みこんだもので、テープを土に埋めることで均一に種を播くことができます。タキイ種苗の商品です。実際に使ってみると確かに等間隔で種が発芽します。

今回購入したシードテープはダイコン、ニンジン、小松菜、チンゲンサイでした。



(阿部記)



順調に成長しているジュンベリ―

ツル葉を伸ばし、拡げているナワシロイチゴ


③押上 こまち墨田館 屋上菜園部会 「菜園レイアウトの変更と蟻対策」


9月10日土曜日に屋上菜園の移設作業を行いました。移設の目的は屋上菜園全体の陽当たりと風通しを改善すること、そしてブドウをもっと大きくするために90cmx90cmの菜園生活セットにブドウの木を移すことでした。ブドウの区画は、土の深さも今迄の木製プランターよりも深くして35cmとしました。

これで秋冬野菜も順調に育つでしょうし、ブドウももっと多くの房をつけてくれることでしょう。蟻とアブラムシの被害もおさまりつつあります。第4区画でかろうじて1株残っていたキュウリが順調に成長し、遅ればせながら花を咲かせ、収穫できるまでになりました。蟻対策用の有機農薬を初めてとして、蟻対策に効果があると言われているコーヒー豆の絞り滓も使う予定です。コーヒー豆を専門に扱っている会社が協力してくれることになりました。

秋冬野菜は、ダイコン、ブロッコリー、ハクサイ、チンゲンサイ、そして今年はちょっと珍しい野菜も含めて栽培する予定です。スイスチャード、ビーツなど。

10月からはセミナーも月2回、入居者の皆さんを対象に再開することになりました。

セミナーでは栽培する野菜の栽培上の注意点、栄養価などについてお話する予定です。押上の老人ホームでは入居者の皆さんと一緒に作業もします。



(阿部記)


ハクサイを4株植え付け

順調に実をつけているキュウリ


④入谷 フレスコ浅草 屋上菜園部会 「サツマイモとお鍋用野菜」


現在菜園で成長しているのはサツマイモとサトイモです。特にサツマイモは9月になってツル葉をグングン伸ばしています。毎週出動する度にツル返しをしています。

サツマイモは10月末頃には収獲できそうです。根元を探ってみたところイモが出来つつあります。良かった~。サツマイモの収穫は入居者の皆さんと一緒に収獲します。皆さんは今から収穫を楽しみにされています。サトイモは11月下旬頃の収獲になりそうです。9月下旬にシードテープでダイコンの種をまきました。ハクサイは6株、ブロッコリーは2株。今年の冬はホーム内で入居者の皆さんが久しぶりに一緒に冬鍋を囲んで、楽しむ予定とのことです。ハクサイが、ダイコンを冬鍋の材料として使っていただけるように、美味しいハクサイ、ダイコンを育てたいと思います。励みになりますね。こちらの老人ホームは7階の部屋の戸を開けると広いテラスに出ることができます。入居者の皆さんは職員の方に車いすを押してもらって屋上菜園のところに来られますのでお話する機会もあります。皆さん、野菜の成長を楽しみにしておられます。



(阿部記)


ツル返ししたサツマイモ

順調にサトイモが成長

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