代表挨拶
JVECの屋上菜園活動を始めてから今年の9月で6年目になります。そして今年の後半になって新しい屋上菜園のお話がきています。一つは千葉県の大きな物流センターの屋上菜園、目的は社員の皆さんのための福利厚生。もう一つは東京銀座の屋上菜園。屋上で栽培した野菜をビルに入っているレストランで使う予定です。
従来の商業ビル、事務所ビル、老人ホームだけでなく、新しい分野で屋上菜園を始めたいというお話が出てきていることを大変うれしく思っています。
安全、安心な野菜を自分たちで育てて食べるということだけでなく、野菜栽培の持っている精神的、社会的価値が明らかになってきたからではないでしょうか。これこそJVECが実現を目指している価値です。
その意味でもそれぞれの屋上菜園の目的と期待される効果に合わせて価値提案をしていくことが求められます。
JVECは屋上菜園の設計、設置から栽培指導・作業、価値提案迄ワンストップで総合的に行うことができます。
それぞれの分野の専門家がいるからです。
今後新しい屋上菜園を受注し、栽培指導・管理を確実に行っていくためにも、今までと同じようにチーム方式で提案して受注し、チーム方式で栽培指導・作業、講習会、イベント開催、価値提案を行っていきたいと思います。
社内のコラボに加え、社外の理念、方向性を共有できる個人、団体、企業とも積極的にコラボしていきたいと考えています。JVECの理念は、
JVECは野菜、果樹、花の有機栽培によって人々を癒し、笑顔あふれる幸福な暮らしを実現する
JVECは、都会で野菜栽培を楽しみ、野菜を大切にする市民を増やし、フードロスへの意識を高めていく
JVECは栽培作業を通して人と人をつなげ、屋上菜園コミュニティの育成に貢献する
JVECは今の街並みをできるだけ大切にしながら、既存のビルの屋上を菜園化していく
JVECは成熟社会の新たなモデルとして、住みやすく、働きやすい持続可能なグリーンシティを創造する
個人、団体、企業とのコラボが具体的に始まっています。JVECの理念に共鳴してくださる個人、団体、企業は是非声をかけてください。ご一緒に都市の菜園化に取り組んでいきましょう。
2021年12月1日
代表理事 阿部義通