
私たちについて
代表挨拶
はじめまして。一般社団法人ジャパンベジタブルコミュニティの代表理事の阿部です。
JVECは都会に住んでいる人々、また働いている人々に、「心身のレクリエーション」として農作業を楽しんでいただくための活動をしている非営利の団体(一般社団法人)です。
都会に住み、都会で働いているといつの間にか自然から遠ざかり、土から離れてしまいます。
確かに都会は便利であり、刺激的であり、チャンスも多くありますが、その一方で大きなストレスがあり、都会生活に疲れた多くの人々を生み出しています。
JVECは都会に住み、働く人々に野菜づくりを通じて元気になって頂きたいという願いのもと、「どこでも野菜づくり」ができる菜園施設、また簡単で、楽しい有機野菜づくりのコツを提案・提供しています。
今後は更に都市と地方の交流を進める中で、地方の「自然」に多面的に関わる新しいプロジェクト「第二の故郷づくり」を始めます。
阿部 義通
〜屋上菜園/事業分野〜
軽量土壌で野菜・果樹の有機栽培
VECはプロの有機農家に学びながら、市民による市民のための有機野菜栽培のやり方を研究、開発、実践してきました。
都会の真中では野菜づくりができるような農地は限られています。そこでJVECは建物の屋上に注目しました。屋上で使う土は土のメーカーで品質検査を受けた病害虫のいないきれいな、そして超軽量な土です。
屋上菜園には露地の畑のように耐性を持った病害虫も少なく、まさに屋上こそ有機栽培には最も適した場所と言っても過言ではありません。
JVECは13年以上屋上菜園活動を続けてきました。屋上菜園のプラス面とリスク面を熟知しています。
都会に住む、あるいは都会で働く皆さん、JVECとご一緒に屋上での有機野菜づくりを始めてみませんか。
都会での野菜づくりは同時にコミュニティづくりにつながっていきます。都会が無縁社会化していると言われていますが、屋上菜園コミュ二ティは無縁社会を有縁社会にする可能性を孕んでいます。
家庭の中で、「野菜づくり」を楽しみ、健康野菜生活
毎日の生活の中に、「小さな菜園」があることでいろいろなことが変化していきます。
小さな、身近な菜園で収穫した野菜で彩りを添えれば、食卓の会話もきっと弾むことでしょう。
お子さんと一緒に野菜づくりをすれば、またとない食育の機会になり、野菜ぎらいなお子さんが野菜好きになるかもしれません。また夫婦で野菜づくりをすれば、共通の話題も増えていきます。
野菜づくりは手先を使いますので、ボケの防止になることが期待できます。一人暮らしの人は家に帰ってくれば育てている野菜がやさしく迎えてくれることでしょう。
職場でも「野菜づくり」で気分転換、ストレス解消
現在多くの仕事はパソコンの前で行われます。目を酷使し、また社員同士のコミュニケーションの機会も少なくなってきました。まさにデジタル化された企業社会の光と影です。
休息時間、ランチタイムに屋上に上がって野菜に触れたり、仲間と一緒に作業すれば良い気分転換、ストレス解消の時ともなります。
都会のビル砂漠の中に小さな美しい田園風景をつくります
〜例〜 事務所ビルの屋上
①三井住友海上火災保険本社屋上菜園
②ハゴロモビル屋上菜園
〜例〜 社会福祉施設
押上 ケアハウス



私たちが目指している、市民のための市民による有機農業
JVEC式有機農業の基本的特徴
◎「里山の資源、間伐材と竹炭を活用して、日本の森を守る
◎ 都心屋上で幼児から女性、高齢者、障碍者迄ユニバーサル的「農」を楽しむ
1 栽培場所
軽い土壌を使っているので既存の建物の屋上、バルコニー、ベランダで栽培できる
屋上は病害虫少ないので有機的栽培に適している
2 栽培指導
栽培については「どうするか」だけでなく、「なぜそうするか」を理解する。
難しい栽培技術を簡単に、実行しやすく。
3 農法面
有機的農業。肥料は低投与型。肥料は有機質肥料、主に植物性。土壌中の微生物のバランス状態を重視。ポーラス竹炭使用。
4 施設面
安全第一。栽培作業中に怪我をすることがないように。またネット、支柱などが強風で飛散、落下して事故を起こすことがないように。菜園施設を安全第一、作業性で設計・デザイン・製作。
屋上有機菜園・期待される3つ効果
★化学農薬、化学肥料を使っていないので、安全、安心な、新鮮な旬の野菜を食べることができる。
★土や植物に触れることで気分転換になりストレス・疲労の解消になる。
癒し効果が得られる。作業をすることで心や体が元気になる。
★野菜、果樹、花の成長を見て、都会にいながら四季の変化を楽しむことができる。
〜屋上菜園(野菜、果樹、花)/ガーデン分野〜
JVECのドメインと戦略

〜「第二の故郷づくり」分野〜
当初このプロジェクトの目的は、この事業を通じ、都会人にとっての心の拠り所、また癒しと安心の場を農山村につくると共に、その地域の人々との共同プロジェクトなどを通じて、農山村の過疎化、高齢化、及び自然環境保護等の地域課題解決を目指していくということでした。繰り返し訪れることにより、地元の人々と親しくなり、信頼関係も生まれ、都会人にとって第二の故郷(ふるさと)になっていきます。都会と農山村での新しいタイプのコミュニティをつくることにより関係人口の増加が実現できます。
ところが新型コロナウイルス問題はこのプロジェクトに以下のような新しい意味(意識の転換)を加えました。
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時代の流れは都市から地方へ。病める都市から自然豊かな安全、安心な地方へ
2.自由意志に基づいたコミュニティづくりへ。公助、私助から「共助」へ
3.伝染病、地震などの自然災害で都市部に住めなくなった際の「滞在先」づくりへ。(日頃の人間関係が大事)
4.テレワークのシステムづくりとウツ病予防へ
