JVECの屋上菜園活動の概況(2024年11月現在)
現在JVECは、北千住、銀座、お茶の水、神田、渋谷、押上、浅草、板橋の都内8ヶ所 で屋上菜園活動 をしています。 栽培面積は合計で300m² となります。 一番歴史の長い北千住の商業ビルは18年間続いています。 業態別に分類すると以下のようになります。...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(10)屋上菜園・未来のイメージ
2035年初夏、飛行機で東京上空に来た時、眼下に広がっているのは一面の緑のモザイク模様の田園風景だった。ビル砂漠と思っていたがそうではなかった。なんと美しい光景だろう。オーストラリアからの外国人観光客フランクは信じられない思いで眼下の風景を見ている。10年振りに日本に来た。...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(9)野菜に習い、1年刻みでこれからの人生を生きる
阿栗は、昨年迄はこのようなことは考えなかったが、79歳になって、自分の人生がいつ終わるとも限らないという意識を持つようになった。ということでこれからは野菜に習い、1年刻みで生きていくことにした。そこでこの1年の間に是非やっておきたいこと、今後のことを考えて、すべきことをリス...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(8)人々に「農」と自然の中で生きる喜びと希望を与える
屋上菜園は東京のような大都市に畑を造って野菜を育てる、新しい「農」の有り方だ。都市部では地上には畑にできる場所が無いので、家賃の発生しない屋上を使うことになる。 最初屋上菜園が始まったのは15年前、北千住の商業ビルの屋上だった。この商業ビルの屋上は芝生と灌木で緑化されていた...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(7)私らしく生きる…本来の自分を最大限に活かす。
阿栗は今までの人生で、意識の底で自分を肯定的に受け止めることができず、自分自身を否定的に見ていた。人には言えないが、いろいろなコンプレックスにも悩まされていた。ということで自分の人生の課題は、そのような否定的な自分とコンプレックスを克服し、自分を変えることだった。...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(6)「農」の癒し効果
野菜、果樹栽培作業は幸福ホルモン、オキシトシンの分泌を増進する (農の持つ新しい可能性開拓) パソコンの電源を切り、仕事を切り上げて、自転車で武蔵野農園に向かう。デスクワークは午前中に終わるようにして、昼食を摂った後は一休みして農作業開始。野菜、果樹栽培作業は幸福ホルモン、...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(5) コミュニケーションの基本は「聴くこと」
阿栗は今話すことよりも聞くことを心掛けている。もっと言うならば「聞く」から「聴く」へ。聴くは身をいれて聞くということだ。人間と人間の間で人の話を聞く、ということは日常のことであるが、聞くということは簡単なことではない。若い時は聞くよりも話すことに関心があった。いかに自分の思...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(4) 日常生活に喜びと幸せを感じる
阿栗は仕事人間だ。仕事をしている時は仕事に集中していく。以前仕事中心の生き方をしていた時は特に感じなかったが、仕事の量を減らして自由な時間が増えてくるにつれて、日々の生活と向き合う機会が多くなってきた。そこに一つの戸惑いが生まれた。仕事の場合は自分に与えられた責任を果たした...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(3) 人生を生き抜くこと
高齢期は季節に例えれば晩秋の時期となる。秋の寂しさを感じる。冷たくなり始めている風。舞い散る枯葉。人恋しくなる時でもある。阿栗は最近なんとも表現しようのない寂しさを感じることがある。この寂しさはどこからくるのだろうか。人としては愛する家族(妻と娘)がいる。心の中を打ち明け、...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(2) 日記を書きながら思うこと
阿栗は毎日日記を書いている。何年か前から日記を書いているが、本格的に日記を書き始めてからもう2年になる。日記の書き方は、 ① 毎朝起きた時に今日一日、やるべきこと、やりたいことを20項目、5分野に分けて書き出す。①家族のこと②仕事のこと③農作業④社会的活動⑤個人的なこと。全...