
12月の部会報告
①北千住ルミネ屋上菜園部会
「ブドウの剪定とダイコン試し抜き」 今月はまず、ブドウの剪定を行いました。太くよく伸びている枝は1メートルほど残し、反対に短い枝は二節だけ残す方法で切っていきます。切った枝は状態の良いものを選び、30センチほどの長さに揃えて別の木枠に挿し木しました。この木枠を使った栽培のように、土の量が制限される栽培方法は「根域制限栽培」と呼ばれていて、養分が実に回る効果があるとして近年農家の間でも導入が広まっている方法です。
続いてミズナとシュンギクを半分ほど収穫しました。ミズナは根元で株を切り分けるようにして、シュンギクは脇芽が伸びるよう中央の茎をハサミで切って、それぞれ収穫していきます。また空いている区画にホウレンソウとコマツナの種を蒔きました。5センチ間隔の点蒔きです。最後にダイコンを一本だけ試し抜きしました。ダイコンも来月には収穫できそうです。 (藤掛) ②遊心さん+JVEC
「屋上菜園で親子一緒に野菜づくり&自然ふれあい教室」 師走に入り、屋上にも冷たい風が流れ込んできます。12月15日は、収穫と収穫パーティです。ビ
屋上菜園を幹にしてこれからは枝の活動も
屋上菜園での活動を中心にして、これから周辺でいろいろな活動が生まれてきてほしいと思っています。屋上菜園を木の幹に例えるなら、周辺の活動は枝ということになります。
活動としては、「賢い食生活講座」「スーパーフード栽培・料理講習会」「屋上菜園用木工製品づくりワークショップ」「野菜を育てて一杯やるオジサンの会」「野菜の人形劇の会」「屋上菜園ソングづくりの会」などなど。屋上菜園活動がきっと楽しくなることでしょう。
元気な枝が生長し、増えていくことによって幹も太くなっていきます。幹は太くなることによってより多くの養分、水分を枝に送ることができます。枝は太陽の光に向かって葉を拡げます。
屋上菜園活動を充実させながら、周辺の活動も増やして、多くの方々に農の楽しみ、喜びを知って頂ければと願っています。JVECの中にいろいろな活動チームが生まれてくるといいですね。 (阿部)