「場の生み出すコミュニケーション」・屋上菜園の場合
最近本屋に行って目につくのは話し方と聞き方について書かれた本が沢山出ていることです。現在の新型コロナウイルス禍の中で人々が孤立し、人と人とのつながりが希薄になり、断ち切られていくような不安感、さらには危機感も感じさせられます。と同時に、裏返してみれば人と人とのコミュニケーションの基本に立ち返る絶好の機会かもしれません。私の個人的思いとしては人と人とのコミュニケーションでまず大事なのは話すよりも聞くことではないか。さらに言えば聴く、ことではないかと思っています。話すは1種類ですが、聞くは2種類。聞くと聴くです。正確には訊くを加えると3種類になります。聴くは身を入れて、心を込めて聞く、ということですね。人間のコミュニケーションは話す人と聞く人との関係で成り立っています。話す人が伝えたかったことが聞く相手に正確に、100%伝わるかどうか。難しいというのが実情でしょう。伝えるレベルを、そして聞くレベルを少しでも上げていく、というのは私たちにとっての大きな課題です。最近私自身気をつけているのは先入観を持たずに白紙の状態で話を聴く、ながらではなく相手の話に集
JVEC 屋上菜園近況報告
毎月ルミネ北千住店の屋上菜園、三井住友海上火災の駿河台菜園、押上の老人ホーム、浅草の老人ホームでの栽培活動をホームページでお知らせしていますが、来月の5月号から千葉県の物流センターの屋上菜園での活動、そして東京の銀座の屋上菜園での栽培活動もお知らせする予定です。そして昨年度は除草作業が主な作業だったルミネ北千住店の屋上菜園も野菜栽培、果樹栽培が復活します。東京都内は北千住、お茶の水、押上、浅草、銀座。 そして千葉県印西市。屋上菜園が都心に、そして地方県にも。千葉県の物流センターの運営会社はオーストラリアの国際企業、そして銀座は超有名ブランドの経営するレストラン。 業態も商業ビル、オフイスビル、老人ホームから物流センター、レストランへと広がってきています。これからはそれぞれの業態の本業にとって屋上菜園がどのような価値を持っているか、業態毎に具体的効果を見える化して貢献度をさらに高めていくことが求められています。 (阿部)

2022年3月の活動報告
①北千住ルミネ 屋上菜園「春が来て」 3月に入り、徐々に春らしい暖かさを感じられる日が増えてきました。菜園では気温の上昇のためか、雑草も盛んに生育しており、3月は特に除草の作業に追われていました。 そして新年度から、いよいよ屋上菜園での野菜栽培が再開されることになりました。新型コロナウイルスの影響で果樹(ブドウとブルーベリー)以外の栽培を基本的に休止していた約1年間。加えて老朽化した一部の木枠の改修も行うことが決まり準備作業が始まっています。 新年度は、1年ぶりに野菜づくりができます。夏野菜ではサツマイモ、カボチャ、ルッコラ、バジル、ミニトマトを予定しています。サツマイモはイベント用に沢山苗を植え付けていきます。 (藤掛記) ②三井住友海上火災保険 駿河台菜園「夏野菜栽培に向けて施肥・耕耘実施」 3月は今年の夏野菜栽培のために施肥、小型耕運機での耕耘作業を3月3日、24日とJVECから庭野さんと阿部が2人出動して2回、早朝から夕方まで行いました。天気に恵まれ予定通りできました。堆肥は五穀堆肥、元肥はユキパーです。ここ駿河台菜園では春秋の施肥・耕耘