屋上菜園でブドウ栽培も
現在屋上菜園では主に野菜を栽培しています。 そして今年はスーパーフード的な野菜、植物の栽培にもう一度取り組んでいきたいと考えています。 以前、エゴマ、雲南百薬、ビーツ、そしてモリンガがを試しに北千住店ルミネの屋上菜園、神田ハゴロモビルの屋上菜園で栽培したところ、皆順調に成長しました。 案外屋上という環境があっているのかもしれません。 今年は三井住友海上火災保険株式会社本社の屋上貸出菜園のJVEC区画でエゴマ、モリンガを栽培することにしています。 栽培作業の後、利用者の皆さんに収穫し、持ち帰って頂くためです。 そして今年は屋上でのブドウの有機的栽培技術の向上に努めたいと考えています。 老人ホームの屋上菜園で入居者の皆さんに、屋上でもブドウが出来るんですよ、とお話すると皆さん「是非やってください」と目を輝かせて言われます。
来年の秋には老人ホームの屋上果樹園でブドウ狩りを実現したいと思います。


野菜こぼれ話~畑のあれこれ~ 第二回「インゲンマメ」
菜と切っても切れないものに「健康効果の話」がある。 「○○○を食べると痩せる」
「○○○は×××に効く」
「○○○は××病の予防になる」 信憑性や科学的な根拠の有無は別として、こういった話題は巷にあふれている。 少々別の話になるが、民間療法と呼ばれるものにも野菜は数多く登場する。 前回の記事で、野菜は地域で利用法が異なることがあるという話を書いたが、効能やいわゆる民間療法にも、所変われば様々な違いがある。
例えばインゲンマメはフランスの民間療法では「腎臓病や膀胱疾患の特効薬」とされ、マヤ文明では「しゃっくりに効く妙薬」と言われていたらしい。 ちなみにインゲンマメはアメリカ大陸が原産とされているが、原種が特定されておらず、そこから人の手によって改良され栽培されるようになる。「野菜化」にも謎が多い。定説では16世紀にポルトガル人がアメリカ大陸から各地に広めたとされているが、それとは反するように古代エジプトの伝承や中世ペルシャの文献にもインゲンマメとされる野菜が登場している。 話を野菜の健康効果に戻すと、インゲンマメのような今日の私たちからすれば
老人ホームの屋上菜園の意味・パンフレット発行に寄せて
かねてから準備をしていました老人ホーム向けのパンフレットが出来上がりました。今後関係先に順次お渡し、あるいはお送りする予定です。
昨年の5月に押上のグループホーム、9月に浅草の特養老人ホームで屋上菜園活動が始まりました。最初はやや試行錯誤的な時期がありましたが、やっているうちに老人ホーム側の要望も出てきて段々良い形になってきました。嬉しいことは入居者のお年寄りだけでなく、若い職員の皆さんが屋上菜園活動を楽しみにされていることです。 今年は屋上菜園で花も栽培していきます。”屋上で育てた花を自分の部屋に持っていって飾りたい”、そのような皆さんの声を受けとめてのことです。齢をとるにつれ思うことは「今この時を大切にしたい」「今この瞬間に幸せを見つけたい」です。 野菜はいまこの時を大切にしながら成長しています。「野菜から今日生きる力を頂いている」・・・あるご老人の言葉です。