
2020年1月の部会報告
①北千住ルミネの屋上菜園部会
「冬越し野菜と寒起し」 1月の北千住ルミネの屋上は、第一週と第二週の作業日が続けて雨に見舞われるという珍しい事態になりました。 野菜作りは自然に合わせなければならないことを実感します。 そんな中ですが、春以降を見据えた栽培作業はスローペースながらも続いています。 イチゴは枯葉などを取り除き、スナップエンドウには支柱への誘引をおこないました。
また夏作に向けた準備として、空き区画の土を攪拌し山状にする耕起を行いました。 こうして掘り起こすことで寒さが土の内部にまで浸透し、病害虫や菌が死滅する効果が期待できます。(寒起し) また空気と触れ合わせることで固まった土がほぐれる効果も同様に期待できます。 最後に有機肥料を混ぜ込みました。 有機肥料は冬季は分解されるのに1か月はかかるとされていて、その間は待ってなければいけません。 ②三井住友海上火災 駿河台菜園部会
「土づくり 2月3月整地・耕起・施肥」 冬は土作りの時期です。 駿河台菜園では2月14日金曜日に一日かけて、全部で24区画 1区画6㎡ですから合計144㎡の施
屋上菜園から生まれるコミュニティ
13年前、私が屋上緑化、屋上菜園の仕事に取り組んだ時は都市環境改善が大きな目的で、「エコ」という言葉がよく使われました。 また屋上菜園は話題性がありましたので、いろいろなところに屋上菜園ができ、テレビでもひんぱんに取り上げられ、まさにブームが来ているという感じでしたが、いつの間にか、波が引くように屋上菜園ブームは去っていきました。 その中でルミネ北千住店の屋上菜園は残り続け、今年で12年目を迎えます。 アッと言う間という感じもしますが、途中福島の原発事故で放射能が問題となり、存続が危ぶまれたことがありました。 それを何とか乗り切り、現在に到っています。 そしてこれはあくまで私の直観ですが、今年第二次屋上菜園ブームが来るのではないでしょうか。 キーワードは「自然系コミュニティ」です。 野菜づくりの場に人が集まり、そこで野菜の話をキッカケにして楽しい会話が生まれ、お互い親しくなる・・・ 新しいタイプのコミュニティです。 野菜づくりを一人でやるのもいいですが、仲間、グループでやるともっと楽しくなります。 エコだけでなく屋上菜園はもっと本質的な領域、つま