
JVEC 屋上菜園栽培研修会開催
今後都市部での屋上菜園が増えてくると予想されます。現在の課題は屋上菜園という特殊な場所で、野菜を栽培できる人、指導できる人が限られていることにあります。 そのための人材養成が急務となっています。 一般社団法人ジャパンベジタブルコミュニティ(JVEC)は都市部の田園都市化、市民皆農を目指しています。過去10年余、ルミネ北千住店の屋上菜園を中心にして、屋上菜園のコミュニティ形成の可能性を、都市住民が実行可能な有機的農作業のあり方を、そしてそのための栽培方法の開発を、研究し、実践してきました。 まだ初歩的な段階ですが、一つの集大成として、この度「JVEC 屋上菜園・ベランダ菜園」と題して屋上菜園ベジタブルマスター用マニュアルを作成しました。 このマニュアルをテキストとして、3月、4月、5月と研修会を開催することと致します。具体的内容は以下となります。 第1回目 3月16日(金)午後3時~5時 「屋上菜園の特徴」 第2回目 4月20日(金)午後3時~5時 「市民による市民のための有機的農業」 第3回目 5月18日(金)午後3時~5時 「屋上菜

2月の部会活動報告
① 千住ルミネ屋上菜園部会 「イチゴのマルチング作業」 2月21日、北千住ルミネ・屋上菜園ガーデンでは、イチゴのマルチ張りや土の寒起こしなど、春を迎えるための作業を行いました。マルチ張りとは地中の保温や乾燥防止のために野菜の根元の土をシートで覆うことです。イチゴのマルチ張りでは、まず黒いビニールシートをイチゴが植わる区画全体にかぶせ、それからイチゴの植わっている位置に穴をあけてイチゴをビニールから出すようにしました。そうするとイチゴの実が土に触れず、傷みません。 次に野菜の植わっていない区画の土を掘り返す、寒起こしを行いました。こうして冬の間に土をかき混ぜることで、土の中の水分が凍り、病原菌や害虫が死滅するという効果が期待できます。まだまだ寒い日が続きますが、ブドウもブルーベリーも枝に新芽を付け、春に向かって準備しています。(藤掛、阿部) ②.遊心 「屋上菜園で子育て支援」部会 「野菜の栄養」 2回目は「野菜が菜が成長するための肥料」でした。今回からテキストの制作は阿部さんと丸原さんです。小人が畑の土の中に水や肥料、また空気も漉き込んでいくという