阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(10)屋上菜園・未来のイメージ
2035年初夏、飛行機で東京上空に来た時、眼下に広がっているのは一面の緑のモザイク模様の田園風景だった。ビル砂漠と思っていたがそうではなかった。なんと美しい光景だろう。オーストラリアからの外国人観光客フランクは信じられない思いで眼下の風景を見ている。10年振りに日本に来た。...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(9)野菜に習い、1年刻みでこれからの人生を生きる
阿栗は、昨年迄はこのようなことは考えなかったが、79歳になって、自分の人生がいつ終わるとも限らないという意識を持つようになった。ということでこれからは野菜に習い、1年刻みで生きていくことにした。そこでこの1年の間に是非やっておきたいこと、今後のことを考えて、すべきことをリス...
阿栗 満(Agri‐man)氏の農的人生(8)人々に「農」と自然の中で生きる喜びと希望を与える
屋上菜園は東京のような大都市に畑を造って野菜を育てる、新しい「農」の有り方だ。都市部では地上には畑にできる場所が無いので、家賃の発生しない屋上を使うことになる。 最初屋上菜園が始まったのは15年前、北千住の商業ビルの屋上だった。この商業ビルの屋上は芝生と灌木で緑化されていた...