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これからの農業・新しい価値観

  • jvec2017
  • 2019年5月1日
  • 読了時間: 2分

日本経済新聞夕刊のコラム「春秋」で町おこしについての面白いフレーズを紹介している。

「町おこしに必要なのは若者、バカ者、よそ者だ」。

春秋の記者はバカ者とは「常識にとらわれずに新鮮でとっぴな発想をする人」と読み解いている。

一方若者については「よく動いて活気に満ちた人」としている。

私は若者が町起しの一環として農業をする場合、若者の価値観を大切にする必要があると感じている。

本業農家からは「農業を甘く見るな」とのお叱りを受けそうだが、自分の本当にやりたい仕事を大切にしながら「半農半X」あるいは「2/7農5/7X」で農業をやるのもいいのではないかと考えている。

最近都会でも本業以外の兼業に携る人が出てきている。

であれば農村の現場でもそのようなことがあってもいい。

重要なことは「農業」に関わる人の絶対数が都市部、農村部を問わず増えていくことだ。

また数だけではなく「農業」に対する意識の多様性も大切にしたい。

自分が心を込めてつくった農産物で、誰かを幸せにすることができたら、自分も幸せになれる。

農業は仕事でも趣味と実益でもいい。

農業を従来の価値観ではなく、単純に「農的行為と農産物を通じた関係性の広がり」と考えたらどうだろうか。

私自身、実感として感じていることでもある。

資源を大切する、循環的な日本の有機農業は多くの担い手を待っている。

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