屋上菜園から第二の故郷へ

私が今迄の屋上菜園活動で目指してきたことを2つにまとめますと、以下のようになります。

まだまだ道半ばですが、目標点が遥か彼方にぼんやりと見えてきたように感じます。

第一は都市に住む人に「農業」の価値を実感して頂きたい、少しでも自然に触れて頂きたいということです。

農業は食料を栽培しているだけでなく、地域の経済、環境、文化、そこに住む人々の暮らしを支えています。

現在日本の農業は大きな変わり目、もっとはっきり言いますと危機に直面しています。

農業人口の急減と高齢化です。

都市に住む私たちは農業の危機を自分達の問題として受け止めることが求められているのではないでしょうか。

第二は日本の都市と地方で広がっているコミュニティの崩壊です。

村落共同体は人口減少と高齢化で多くの市町村で衰退の現状に直面しています。

限界集落という言葉をよく聞きます。

地方に住み、働く人々にとってその地方の未来の物語を希望と確かな確信を持って語ることができるようになるためにはどうしたら良いのでしょうか。

農業は自然のリズムの中で、雨風風雪という人間の力を超えた自然現象の下で行われます。

効率性と収益性を重視し、実現する工業生産と異なる産業です。

農業は人々の、国民の食生活、健康を支えています。

人間にとって一番厳しいのは飢餓です。

フランスをはじめとしてヨーロッパ諸国が自給率100%以上を実現している意味と目的を改めて考えてみたいと思います。

農業はコミュニティの力で維持されます。

第二のコミュニティは地方のコミュニティと都会のコミュニティの共同プロジェクトになります。

「日本人よ、今こそ熱き心で故郷を大事にしよう。大空を見上げ、風に吹かれながら農の意味と価値を考え、実践しよう!」

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